にゃにゃにゃ工務店の事件簿

世界一何も起こらない事件簿

猫は「小さな犬」といわれた時代

その昔...
30年...
いや...
40年
近いかも
しれない


まだ生まれてないにゃ...
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通っていた
学校の
図書館で
「猫の飼育本」
読みました。


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著者も
出版社も
タイトルも
覚えては
いませんが
内容の一部を
いまだ
忘れられずいます。


割り箸の先に
ティッシュ
脱脂綿などを巻き
輪ゴムで縛った
「しつけ棒」を作り
躾けたい事が
(いたずらをしようとしたり、上がってはいけないところに上がろうとしたり)
あるごとに
それで
ビシッとやる。

その内に
猫は
それを覚え
「しつけ棒」
見ただけで
今している事
(しようとしている事)
やめる。


はい。
立派な
体罰
ですね...

今でこそ、
犬、猫の
しつけに
体罰NG」
広く
知られていますが
(それでもする人はいるが...)

「野生は力で押さえこむ」
という
考え方は
確かに
あった。

ほんの
数十年前には
それが
当たり前の
事だった。


体罰って何にゃ?
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ひきかえ、
現在の
飼育ノウハウ...

様々ではあるが
概ねは
同じ様な内容

・猫にしつけは難しい。

・「良い」「悪い」は覚えても
 それを「する」「しない」は気分次第


気まぐれは得意技にゃ
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・「良い」「悪い」を覚えさせるより
 「これをすると嫌な目に合う」(テーブルに上がったら水が飛んできたにゃ...)などと 
 猫の習性「嫌なことは良く覚えている」を利用(霧吹きなどで)するのが良い。

・なるべくならば人間が対処...
 ※(触られたくない物は)片付ける
 ※(入られなくない場所は)閉める
 ※(傷められたくない物は)隠す
 など


お爪とぎダメダメなものは
片付けといてにゃー
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(ももける再びw)


ただ
これだって
正直、
どこまで正しいのか
怪しいもんだ。

「しつけ棒」同様
数十年もたてば
「なんだ!前時代のあの野蛮な飼育法は!!」
って
なってるかも
しれない。



少し
話はそれるが
ちょっと前
(と、言っても何年か前ですが...)
読んだ
獣医さんが書かれた
「飼育本」と
いうよりは
「エッセイ」の様な
感じの本...

かなり
辛らつな...

例えば...
スコティッシュフォールドは奇形。
 ダウン症の子供をつかまえて
 「いやー。何この子、目ぇ細ーい!お口開いてるー!かーわいぃー!!」
 って言ってるのと同じこと。」とか。

そんな事も
書かれてる本の中で
猫の
トイレについて
書かれた項目に
ものすごく
ショックを
受けました。


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現在の
猫トイレ製品の
殆どは
「猫のため」ではなく
「人間のため」に
作られている。

 ・砂が飛びちらない
 ・においがしない
 ・いつでも清潔
(お手入れがラク

ホントだ!!

「足裏心地がよい」
とか、
「うんこ埋めやすい」
とか、
にゃんこ評価
ないじゃ
ないかー
(((( ;゚Д゚)))


続きには
確か、
本当に
猫のためだけを
思うのならば
砂漠出身の
猫のため
サラッサラの砂のトイレ(大き目)を
用意する
必要があると。

もちろん
ひと掻きごとに
バッサーッと
砂煙が
巻き上がること
請け合い。

ムリだー(>_<)
そんな
部屋
砂まみれにしてたら
ソッコー
追い出されるわー
(>_<)


などの様に
いくら
「にゃんこファースト」
とはいえ
限界がある。

また
上記の様に
時代により
「正しい」が
変わってしまう
場合もある。


どんなに愛しく
どんなに大切でも
限界もあり
変動もあり...
常に
暗中模索
です(;´Д`)


そんな風に
思うので
わたくしは
基本
しつけは
いたしません。
(留守が多いため、正しくしつけ(嫌な事が起こると覚えさせる)出来ないのも理由ですが。)

人間側の
対応で
今のところ
どうにか
やっています。
(なので我が家には不思議な箇所(引き戸に挟まるドアストッパーやw)がやたら多い(笑))
↓ ↓ ↓
junemutsumi.hatenablog.com


わたくしの
下僕修行、
まだまだ
先は長く
暗中模索は
続きそうですが、
いつか
極める事が
出来るかなー



~あとがき~
「しつけをしない事」を
すすめる目的でもないし、
「わたくしのやり方」を
肯定してほしいわけでもありません。

基本、
答えが
出ないのだから
(その時代、その時代の)
常識の中で
それぞれの
飼い主が
ベストだと
思うことを
していれば
それで
いいのだと
思っています。