にゃにゃにゃ工務店の事件簿

世界一何も起こらない事件簿

特発性(とっぱつせい)膀胱炎の記録

昨日、
少し触れた
下書きのまま
一年以上も
放置していた
「特発性膀胱炎」の
記事を
仕上げようと
思う。



2018年1月
長にゃん大河
(当時8歳)
「特発性膀胱炎」発症の
記録。

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最初は
システムトイレの
引き出し(ペットシーツ)
やけに
色の濃いしみが
あるなぁ...
と気付き。


どの子のか
分からなかったので
部屋を
分けて
特定!!

長にゃん大河だぁー(((( ;゚Д゚)))


ちなみに
大河は
過去に
(細菌性)膀胱炎の
経験あり

トイレを
ホリホリ...
ホリホリ...
何度も
何度も
出たり
入ったり...

そうしてる間に
血尿
(>_<)

その際には
抗生剤を
処方され
一週間ほどで
治ったのですが
今回のは
明らかに
それとは
違う...

・本人は至って普通
 (トイレホリホリもないし、何度もトイレに行くこともない。陰部を気にしてなめてる様子もない。)
・色が明らかに濃い
 (赤というよりは濃い茶色)


そして
当時
通っていた
病院で
特発性(とっぱつせい)膀胱炎

診断される。

わたくしは
この時
はじめて
「特発性膀胱炎」
なるものを
知りました。



そこからは
もう
調べて
調べて
調べて
調べて...

原因不明

「神経系」や
「副腎」「膀胱」「環境因子」などの
複数の要因が
とても複雑に
絡み合って
発症してるのではと
推定されています。

そのため
「パンドラ症候群」
などとも
呼ばれるそうです。
 (ギリシア神話
  「パンドラの箱(さまざまな災いが入っている)」にちなみ)


症状

 ・痛み
 ・不快感
 ・頻尿
 ・血尿
 ・粗相
など、
症状の現れ方も
様々な様です。


有効な治療なし

 ・傷みが伴う場合・・・鎮痛剤
 ・雑菌繁殖場合・・・抗生剤
など、
症状ごとの
対処療法しかなく、
原因の一つである
「ストレス」を
軽減することが
推奨されます。
 ・トイレ環境を整える
 ・療法食
 ・サプリ
 ・猫用フェロモン
など


治るまでの期間

通常は
一週間程度で
治癒する場合が
多いようですが
中には
稀に
数年など
長期に渡る
例もあるようです。


再発率

特発性膀胱炎は
再発率が
非常に高いと
いわれており
・一年以内・・・50%
・期間なく・・・89%
などという
データも
あります。



見た目で
明らかに
「色が濃い」
おしっこは
それからも
続き
ひどい時には
大出血の様な
おしっこも
(>_<)

≪衝撃画像≫
(小さくしてますが
 苦手な方はスルー推奨)


昨日の記事の
画像サムネで
ご覧に
なられた方も
あるでしょうが...
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(クリックで通常サイズ表示)



二ヶ月以上も
見た目に
濃い尿が
続き、
その後は
見た目には
通常ですが
尿検査では
「潜血+」が
続き...



チビたちが
うちの子になり
4年

途中一度
引っ越しも
経験し
(現在の住まいに)
思い返せば
優しい
大河は
イロイロ...
本当に
イロイロ
辛抱して
いたんだと
涙が出る

引っ越しから
丸二日
ベッドの下から
出てこず
飲まず食わず
(もちろんトイレも行かず)

なかなか
新居に
なじめなかった
大河くん...



日ごろの
生活でも
わたくしの
ひざも、
ベッドでの
腕まくらも
何の
遠慮もなく
グイグイ
くる
弟たちに
ゆずって
しまっていた。

それでも
旧の
住まいでは
まだ
「先住者」
という
特権も
あったが
引っ越して
しまったことにより
それも
なくした
大河くん

本当に
 さびしいのも...
 遊びたいのも...
 甘えたいのも...
我慢してたんだ

もう
高齢だから
遊ぶのも
少なくなったと
勝手に
思い込んで
わたくしは
大河の
辛抱に
気付いて
やれなかった



そんな風に
自分を
責めて
責めて
責めて
本当に
つらい時期でした.。



この
少し前に
あっきーの
イカイが
ひどくなり
エリザベスカラー
装着
したのですが
大河が
まあ!
怒る!
怒る!!

どうしても
あっきーと
認識
出来ない
らしく
結局は
あきらめて
二日ほどで
あっきーの
カラーは
はずし
襟巻きで
対応することに...

その直後
だったので
カラーあっきー
(大河にとっては未知の敵)
直接の
トリガー
だったのでは?
と、
推測
しています。
(以降、我が家ではカラー絶対禁止です^^;;;)



 ・フェリウェイ
 ・食事(ロイカナPh+CLT)
 ・サプリ


など
試せることは
全て
導入し、
さらには
葉月、秋月には
申し訳ないけど
お兄ちゃん
至上主義国家設立w

とりあえず
大河を
優先し
大河が
おひざに
いる時には
他の子が
来ても
大河を
ギュッと
抱っこして
おひざを
奪わせない。

夜、
寝る時も
大河は
片側占有
(大河が左腕まくらの時は、葉月秋月は右側にしか入れない)

とりあえず
大河が
遠慮して
退くことの
ないように
もちろん
わたくしの
見ていられる
間だけですが
徹底しました



その後、
イロイロ
不信感を
抱き
病院もえ
(猫の膀胱炎などよくあること!と軽く見てる風な印象がどうしても相いれなかった。)
↓ ↓ ↓
junemutsumi.hatenablog.com



季節は
冬から春に、
そして夏に、
さらに秋が
やってきた頃
ようやく
大河の
潜血が
なくなった

実に
10ヶ月の
苦悩で
あった



その間、
(さらにそれ以降今まで)
お兄ちゃん
至上主義は
若干
ゆるやかには
なったものの
続いており
さらに
大河も、
以前と比べ
かましさを
得たので
自分が
いたい場所を
以前ほど
易々と
ゆずることは
しなくなった。

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まあ
今さら感は
あったのですが
「下書き供養」
ゆるバズり
してたし
書きかけを
まとめてみました。


昨年も
一月に
一瞬
潜血が
ありましたが
一過性のもので
すぐに
なくなりました。

今回も
一過性と
信じ、
来月の
再検査に
のぞみたいと
思います。



本日も
最後まで
ご覧いただき
ありがとうございました。